日本石灰窒素工業会

国産石灰窒素の稲、小麦、野菜等への上手な使い方をアドバイス致します。

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農家の使用体験記｜技術情報

今までもこれからも、長いお付き合いの石灰窒素

茨城県つくば市　相沢さん

　私が野菜を栽培している地域は、旧茎崎町でネギの産地です。かなり昔から栽培されていて、どうしても連作になってしまいますので、石灰窒素を使用するようになりました。使い始めてからは30年くらい経ちます。普通の消毒は大変ですし、ネギは肥料を多く使うので、窒素補給も兼ねることができる石灰窒素は、消毒代わりとしては非常に扱いやすく重宝しています。
　施用量は基肥として60㎏／10ａ、このほかにロングタイプの肥料も併せて入れています。リン酸とのバランスがどうしても悪くなってしまいますので、そのほかに重焼燐を入れています。ある程度の輪作はしても、どうしてもネギを作付けする回数が多くなりがちですが、30年くらいネギを栽培していても、特に大きな連作障害は出ていないような気がします。品質も安定しています。肥料は、状況に応じて変えることもありますが、石灰窒素だけは、今までもこれからも、当たり前のように使っていくことになると思います。

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